【NESTA要約】ではパーソナルトレーナーの教科書の要約をしていきます。
NESTA-PFTの資格取得を目指している方は、こちらの記事を見ることによって、教科書の予習復習に役立ててください。
また、パーソナルトレーナーに興味がある方も、参考にしてもらえればと思います。
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運動生理学とは?
運動生理学とは、運動中・運動後の棚井の反応に関する学問です。
身体は運動やエクササイズ・スポーツの環境・状況によって違った反応を起こします。
たとえばボディビルダーはスポーツ選手よりも体脂肪率が低い傾向にあり、ヨガインストラクターは柔軟性が高い傾向にあります。
このように、行動によって体は変化をしていきますがそれらの生理的順応・適応を運動生理学と呼びます。
運動連鎖とは?
私たちは何か動作を行う上で、体の一部分を動かしているという意識ですが、
体の中では様々な「神経」「筋肉」「骨」がバランスを取りながら動いています。
これらのバランス機能を「運動連鎖」と呼びます。
運動連鎖のシステムは「神経系」「筋系」「骨格系」から成り立っています。
ただし、上記三つは表面的なものであり、その原動力として「呼吸器系」「消化器系」がエネルギーの吸収を行い、「心臓血管系」がエネルギーを筋肉へと供給しています。
今回は、「神経系」「筋系」「骨格系」について大枠を勉強していきます。
それぞれの細かい点に関しては、次回以降別途記載していきます。
神経系について
神経系は体を動かすための「司令塔」となり、運動の仕組みの中で一番最初に活動を開始する場所になります。
神経信号の伝達をおこなう「神経細胞」または「ニューロン」が関与しています。
歩くために足を一歩前に出そうと考えたときに、まずは神経系が反応し、その動きを担当している数と種類の筋肉に指令を出します。
その際に、どのくらいの歩幅、踏み込みの強さ、速さ、バランスなどを瞬時に判断し、的確な指令を筋肉へ送るのです。
実際の運動プログラムにおいても、神経系の反応を強くすることでクライアントの運動効率を高めることが出来ます。
パーソナルトレーニングを行う上で、ウェイトトレーニングや自重での動きがメインになってきますが、普段の生活の中で行わない動作もあります。
そういった動作を行う際は、神経系が育っていないので動作に対しての判断に誤りが発生することがあり、その時にケガをしてしまう可能性もあるので、注意しましょう。
筋系について
筋系は運動の影響を最も受ける場所です。
「筋肉」と言ってイメージされる部分であり、一番表面に見える部分のためボディメイクなどを目的とする際にも重視され、
筋系の発達が大きな目的となります。
骨格系について
人間の骨格は206の骨から成り立っており、子供から大人になるにつれて骨が癒合していき少なくなっていきます。(出生時は約300ほどの骨がある!)
最も長い骨は太ももの骨(大腿骨)であり、最小の骨はみみにあるあぶみ骨です。
また、耳と鼻の骨は軟骨と呼ばれる柔軟性のある組織で出来ている等、それぞれの活動における役割に合わせた形状となっています。
男性と女性でも骨の構造は異なっており、女性は出産のために骨盤内に大きな空間があります。
逆に男性は過去の人間の生活から、狩猟を行うために女性よりも強く太い骨をしています。
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