【NESTA要約】7:「骨格系」構造と機能、それぞれの名称と役割について

 

 

【NESTA要約】ではパーソナルトレーナーの教科書の要約をしていきます

 

 

NESTA-PFTの資格取得を目指している方は、こちらの記事を見ることによって、教科書の予習復習に役立ててください。

また、パーソナルトレーナーに興味がある方も、参考にしてもらえればと思います。

 



【前回の記事】

【NESTA要約】6:「筋系」構造と機能、それぞれの名称と役割について

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骨格系について

人間の骨格は206の骨から成り立っており子供から大人になるにつれて骨が癒合していき少なくなっていきます。(出生時は約300ほどの骨がある!)

 

最も長い骨は太ももの骨(大腿骨)であり、最小の骨は耳にあるあぶみ骨です。

また、耳と鼻の骨は軟骨と呼ばれる柔軟性のある組織で出来ている等、それぞれの活動における役割に合わせた形状となっています。

 

 

男性と女性でも骨の構造は異なっており、女性は出産のために骨盤内に大きな空間があります。

逆に男性は過去の人間の生活から、狩猟を行うために女性よりも強く太い骨をしています。

 

 

骨の役割

 

体の芯となるようノアイメージがありますが、実はいろいろな役割を持っています。

大きく5つの役割があります。

 

■支持

全身の骨格を形成し、体重を支えています。

■運動

筋、腱からの張力を受け、てこの原理を利用して体の動きを作り出します。

■保護

脳や内臓などを覆い器官を保護しています。

■貯蔵

カルシウムやリン等のミネラルを貯蔵し、それらの血中濃度を一定に保っています。

■造血

骨髄において血液細胞を形成します。

 

 

骨の構成と機能

 

骨の種類

骨は大きく分類して5つの種類があります。

 

■短骨

長さよりも広さが特徴の骨:手根骨や足根骨

■扁平骨

肩甲骨など

■不規則骨

頸椎

■長骨

広さよりも長さが特徴の骨
骨幹、骨端、骨端軟骨板、骨膜で形成されています。

■種子骨

膝蓋骨

 

骨の組織・構造について

 

骨はとても固い印象がありますが、体の動きに対する弾力性や柔軟性を持っています。

骨の組織について下記の特徴があります。

・骨は体の中で最も固い組織の一つ

60~70%はカルシウム・リン酸塩とコラーゲンで、25~35%は水分で構成構成されている

・コラーゲンの働きで弾力性と引っ張られること、伸ばされることへの抵抗性を持っている

・ミネラルの働きで圧縮されることへの抵抗性を持っている

 

骨の成長

 

また、骨は年齢とともに成長し、衰えもしていきます。

基本的には思春期に最も骨は成長しており、「骨端軟骨板」が軟骨から骨になることで長くなり、「骨膜」も骨になることで太くなります。

成長の際に、骨端軟骨板はとてもデリケートなため、スポーツなどで発生した過度の衝撃によって、ひびやずれなどの損傷を受けることで成長障害が発生する可能性もあります。

 

 

骨吸収と骨形成

 

骨の適応性はとても優秀で、動作や負荷に足して敏感です

また自己修復機能もあり、力学的な刺激に対して構造や形状を変化させていきます。

骨に対してのストレス量に対応して変化をし、重いものを持つことで大きなストレスを骨に与えることで強く・太い骨に変化していきます

簡単なところで言えば、ジャンプすることや走ることでも骨への刺激を与えることが出来ます

 

ウェイトトレーニングはその負荷に適しており、骨形成を促進します。

高齢の方でもウェイトトレーニングをすることで骨の若さを作ることが出来るため、骨粗しょう症の予防にもなります

また、若い方でも骨へのストレスが無い状態が続けば、骨粗しょう症になる可能性が十分にあるため、ウェイトトレーニングまではいかなくとも日頃の運藤が重要です。

 

 

関節の構造と機能

 

関節は2本の骨をつなぐ結合部になり、骨だけでなくある構成要素とそのほかの構成要素をつないでいます。

関節の構造は同一ではなく、骨のタイプ・構成要素の種類によってその形状が違ってきます

 

関節の種類

 

構成要素と骨を結合する方法によって大きく2つのタイプに分かれます。

 

■不動結合(関節癒合)

可動性が無い、もしくはほぼない関節
⇒仙腸関節、恥骨結合などの動作によって動くことのない関節

■可動結合(骨膜性結合) 

可動性の大きい関節で骨膜が存在する
⇒股関節のように動きのある関節、こちらの関節のほうがいろいろな機能がある

 

可動結合関節の構造

 

関節をイメージした際に、代表的なイメージとなるのは「可動結合(骨膜性結合)」になります。

関節の大部分を占めており、関節=つなぎ目で動く場所というイメージもあるためこちらの方は、その中にも細かな特徴があります。

①骨と骨を連結します。

②繊維結合組織の被膜が骨を結合します。

③骨膜を被膜が覆っています。

④結合される骨の間に関節の摩擦を減らすための「骨液」があります。

 

4番目の骨液が結構重要な役割を担っており、動きの潤滑油のような存在をしています。

骨液は関節を動かすことにより柔らかさが変わるのですが、動いていないときは固めな為急に動き出すとうまく機能してくれません。

そのためウォーミングアップをすることで、柔らかくしてから運動を始めることで関節の負担を少なくすることが出来ます

 

 

可動結合関節の種類

 

(看護roo!より引用:https://www.kango-roo.com/learning/3758/ )

①球関節:多軸性の動きが出来、全方向に動かすことが可能なマルチプレーヤー(股関節・肩関節)

②蝶番関節:1軸性の動きのみ可能な専門家(膝関節など)

③ラセン関節:蝶番関節のラセンでの動きをする似てる関節もう一人の専門家

④鞍関節:2つの骨の関節で2軸性の運動が可能なテクニシャン(母子の手根中手関節)

⑤楕円関節:長軸と短軸を中心として動く、回旋運動は出来ない普通の人(中手指節関節)

⑥車軸関節:1軸性の1次元運動が可能、回内、回外、回旋等、回し屋(環軸関節)

⑦平面関節:表面が平らな2つの骨の平滑運動が可能な滑らせ屋(肩鎖関節)

 

関節の可動域

 

トレーニングをするにあたって、可動域と安定性はパフォーマンスのレベル、ケガの予防と重要な要素になります。

それぞれのタイプを理解しましょう。

【可動域】

■クローズドパックポジション

スクワットで脚を伸ばした状態、ベンチプレスでひじを伸ばし切った状態のように、
関節面が最もしっかりと接触していて、2つの骨を挟む関節が1つのユニットとして固定されている状態。
「ロックされた状態」と言い肘や膝関節の状態を指す。伸びきっているため保持するパワーはあるが、柔軟性がないためケガを起こしやすい。

■ルーズパックポジション

動作を行う上で関節が伸びきっていなく、関節面の接触がルーズな状態で、ロックされていない状態は全てルーズバクポジションとなる。
可動性と動作性が高いため、動きに対しての適応が可能なので、ケガをしにくい。

 

筋肉の損傷はトレーニングをしている中で良く起こりますが、関節の損傷に関しては一生の障害となることも有ります

そのため、しっかり関節の構造と機能を理解することでケガをさせないように、指導をしましょう。

 

 

 

 

 

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